...なおも相変らず手を休めないで...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...レーダーを一秒間たりとも休めないで捜査をつづけたのですぞ...
海野十三 「怪星ガン」
...一体どんなものじゃ」父親は網のほころびを繕う手を少しも休めないで...
海野十三 「火星兵団」
...翅を休めないで飛んで行く...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...拭いて拭いて重役の頭のやうにぴか/\光り出すまでは少しも手を休めない...
薄田泣菫 「茶話」
...村尾屋(三〇・中)今にも降りだしさうだけれど休めないやうになつてゐるから出かける...
種田山頭火 「行乞記」
...……五月廿二日あぶないお天気だけれど休めない...
種田山頭火 「行乞記」
...眼を休めない斉彬であったし――こうした...
直木三十五 「南国太平記」
...お化粧の手は少しも休めない...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕事の手をも休めないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...絃を操る手も休めない...
中島敦 「弟子」
...其の期限が切れる迄は半日も休めないといふ理由のあつたのもある...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...規則正しい漕ぐ手を休めないままで投げキスを送るという芸当をやって見せた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...ここじゃ休めないから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...(仕事の手は休めないで...
三好十郎 「その人を知らず」
...仕事の手は休めない)静代 それを思うと...
三好十郎 「その人を知らず」
...おい君――お光 ……(ジロリと清水を見るだけでイモをさらい込む手は休めない)清水 それを...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...現実の苦労を忘れようとしているように手も休めない...
吉川英治 「新書太閤記」
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