...そこで軍に使つた牛馬を休ませ...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...橋詰の万屋(よろづや)で一寸小休(こやす)みする...
薄田泣菫 「茶話」
...それは休む時無しに絶えず回転してゐた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...かつて春休みに出京した時の句会ほど好成績も収められなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...とても動けないから休養...
種田山頭火 「行乞記」
...茂みの陰に柴刈(しばか)りの女が一人休んでいた...
寺田寅彦 「花物語」
...なお今日の常備兵が水曜・日曜の休暇にその門限中兵営の外に行歩するを得るがごとし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...身分保証とか何とか云っても夫はほんの気休めで...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...来年の休みにはまた来い」と...
中谷宇吉郎 「由布院行」
...休んでやろうかな...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...数カット終ると休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「新婚」三益休演...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今はただ休んで、残りを守れるように両手を治せ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ありがたいことに、長期休暇中だし、時間はたっぷりある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...薫は自身の休息室から今出るふうにして大臣の来たことを宮へ御注意するための咳(せき)払いをした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「――理由もなく勤めを休むそうだが...
山本周五郎 「はたし状」
...ご休息でも」「そうするか?」あまり逃げ腰なのもいい智恵ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...一八六一年二月十九日なる農奴解放の佳き日の聖なる記念にかれらの魂は至福のうちに休らう...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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