...私はそれらのえらい画家たちに伍して一生懸命に...
上村松園 「三人の師」
...高城伍長であった...
梅崎春生 「日の果て」
...方眼紙(ほうがんし)岡部伍長は...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...未だ青年に伍して奔走する元気があると...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...同じ年ごろの子供に伍しても...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...落伍者めいたばつのわるさで...
豊島与志雄 「オランウータン」
...わたくしは宛然(さながら)両君がいうところの「生活の落伍者」また「敗残の東京人」である...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...己は俗物の間に伍することも潔しとしなかつた...
中島敦 「山月記」
...幸ひに熊の膽賣りの伍助は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...田夫野人(でんぷやじん)と伍(ご)して一生を終うるの覚悟をなさん...
福田英子 「妾の半生涯」
...そのあと、伍一(今回は、アンマの役で出演してゐる)を呼んで、指圧させる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あとから/\三々伍々と打ち続いて来る見るも華麗な野中の行列隊が...
牧野信一 「馬上の春」
...甚伍 なにさ、私も元はと言えば百姓だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...利根の甚伍左親方...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...その甚伍左の旦那の留守宅だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...甚伍 吉村先生、この場はぁ私が引受けた、逃げて下せえ!吉村 よろしい、頼んだぞ!言いざま横に払った刀が殆んど井上の胴に入りそうにして袖を切る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...『俺が「ゼノビイ」號の水兵伍長で監督砲手をしてゐた時のことだ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...大岡越前や曲淵(まがりぶち)甲斐らに伍する名奉行になるだろう...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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