...御陵衛士 伊東甲子太郎同 篠原泰之進同 新井忠雄同 加納雄同 橋本皆助同 毛内監物同 服部武雄同 中西昇同 鈴木三樹三郎同 藤堂平助同 内海二郎同 阿部十郎同 富山弥兵衛同 清原清岡 佐原太郎同 斎藤一右の人名表を二人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「連れのあれは誰だ」その後ろ影を見やって、斎藤にたずねると、斎藤が高く笑って、「君も知ってるだろう、伊東だよ、伊東甲子太郎だよ」「ははあ、あれが伊東だったか」「今は、伊東は大将なんだぜ、御陵衛士隊長と出格して、新撰組の近藤と対立の勢いになったのだ」「そうか、そうして君はいったい、どっちに属するのだ、新撰組か、御陵衛士隊か」山崎から訊問(じんもん)のように言われて、斎藤は、「拙者か――拙者はもとより新撰組、だが目下は、都合があって御陵衛士隊に寓(ぐう)している」「二股者(ふたまたもの)――」と山崎から一喝(いっかつ)されたが斎藤、なかなかひるまない...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊東を盟主とする御陵衛士隊とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊東の暑さには、前年の夏でこりたので、その夏は涼しい札幌で越すことにきめて、北大病院へ、今から思えば贅沢な入院をすることにした...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...伊東参龍両先生が殺された事情もよく解り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...伊勢八は伊東八兵衛という水戸侯の金子御用達(きんすごようたし)であった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...いま伊東署で打ち合せをしているふうなんで……」自分に関係のあることだと思えないので...
久生十蘭 「肌色の月」
...千恵蔵から小浜へ来てくれといふので竹川・伊東と道子も一緒で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...千山閣で林・伊東・多和と麻雀...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...屋井・大庭・石田・伊東に...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...宝沢が兜岩へ行っているんだ! ぐずぐずするな!時化(しけ)が来てるぞ!」伊東はいつにない荒々しい言葉で叫んだ...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...伊東は乾いたようなあまりに風趣のない町に見えた...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...既にして伊東氏を冒し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...伊東釆女(いとううねめ)が事と...
森鴎外 「椙原品」
...おまえによって伊東の家名を世に出したいと思っておられる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...また七十郎の父、伊東宗休は切腹...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...伊東義益(よします)の子の申すには...
吉川英治 「新書太閤記」
...もう一つは当所の伊東家に保存してあるかと思います...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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