...「僕のことは僕に任せ給へ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...どうしてもお前達を子守(こもり)に任せておけないで...
有島武郎 「小さき者へ」
...力任せに引立(ひった)てられ...
泉鏡花 「活人形」
...正の事を擔任せしめぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...其の先は自然に任せて置いても進歩すべき筈で...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...またお悦さんおきせさんなど姉妹(きょうだい)の都合の好いままに任せ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ただその時その時の気任せに...
橘外男 「生不動」
...自分の前の空(あき)椅子へ招待するのに任せた...
谷譲次 「踊る地平線」
...其の貴族院に於て大多數を以て否決せられたるは亦貴族院が閣下の内閣を信任せざる明證に非ずや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...御摂理のままにお任せするのが当たりまえである...
永井隆 「この子を残して」
...あの太夫に任せておく方がけっく幸福か知らん...
中里介山 「大菩薩峠」
...和尚も志に任せて強(し)いては留めず...
中里介山 「大菩薩峠」
...老人は船を動かす仕事の三分の一を流れに任せた...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...それらのすべてはシネマに任せてしまふがよい...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...後は私に任せなさい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...そうして私の問いに任せて...
夢野久作 「暗黒公使」
...あとは学校の先生に任せて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...然らずは一殺多生(いっせつたしょう)の理に任せ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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