...すべてわれ等に任せ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...力任せに突刺したんだ...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...口から出任せに附け足して置く...
薄田泣菫 「茶話」
...此の(妾の)心を打ち任せるほどの相手ともある以上は...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...以上ただ手に触れるに任せて一読しただけのものを並べたに過ぎない...
寺田寅彦 「映画芸術」
...それは個人めいめいの哲学に任せるとして...
寺田寅彦 「天災と国防」
...凡ては船頭任せだ...
豊島与志雄 「女人禁制」
...お松を信任せざるを得ないほど...
中里介山 「大菩薩峠」
...良縁があるならば其方へ身を任せたがよかろう自分は生涯の相談相手たることに變りはないからといふ返事であつた...
長塚節 「開業醫」
...よほど暇に任せて仕上げたものとみえて...
夏目漱石 「三四郎」
...足に任せて北へ北へと歩いて行った...
夏目漱石 「道草」
...お駒さんに任せつ切りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また宗祇の勧むるに任せて...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...成行に任せるほかはないと...
久生十蘭 「ノア」
...依て人々其信仰する醫に萬事任せて療治し必らず惑を起す事なかれ...
福澤諭吉 「養生の心得」
...強烈なホツケスの愛情に身を任せながら...
北條民雄 「赤い斑紋」
...半襟の買入方(かいいれかた)は一切(いっさい)僕に任せ給え...
村井弦斎 「食道楽」
...何もかも太郎に投げ任せたまま直ぐに床を取って寝た...
夢野久作 「木魂」
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