...彼女は旅館で仲居として働いている...
...仲居さんからお茶を出してもらった...
...仲居の方にタオルをお願いしましょう...
...仲居のおばさんが温泉に誘ってくれた...
...仲居の方に部屋の掃除をお願いした...
...川風の涼しさ、水の中の床几やぼんぼり、ゆらゆらと小波にゆれる灯影、納涼客、仲居さんなどと、賑やかなくせに涼し気なそしてのんびりとした夏景色でございました...
上村松園 「京の夏景色」
...仲居の大きな赤前垂の色は席上に現われたり消えたりした...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それが仲居のつとめじゃないか」はいはいと仲居は花王石鹸(せっけん)のマークみたいな顎(あご)をひいて...
高見順 「いやな感じ」
...表に赤く定紋を入れ裏には屋方と藝名とを書いた澁團扇を旦那筋へ配つて歩く仲居衆の帷衣姿も...
竹久夢二 「砂がき」
...そこから仲居に送られて行くのである...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...「今晩は」「今晩は」と大きな声でいうてるうちにやっとのことで仲居(なかい)さんが出て来まして...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...そして料理屋兼業の旅館Mの仲居さんだが...
種田山頭火 「其中日記」
...待つた芸者と仲居とが口をそろへて曰く...
種田山頭火 「其中日記」
...花魁(おいらん)と仲居(なかい)と遣手(やりて)と見番(けんばん)だけですから」と東風子は平気なものである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...主人は花魁という名をきいてちょっと苦(にが)い顔をしたが、仲居、遣手、見番という術語について明瞭の智識がなかったと見えてまず質問を呈出した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その人物が出て来るように仮色(こわいろ)を使うと云った癖に遣手や仲居の性格をよく解しておらんらしい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...友田喜造は、お京の艶冶(えんや)さを、うっとりとした眼つきで眺めていたが、盃をおくと、そっと、仲居を呼んだ...
火野葦平 「花と龍」
...仲居は團扇を叩いて驚嘆した...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...京都大学の学生が二人仲居をつれて見物していた...
宮本百合子 「高台寺」
...女中がすべて素人娘のつつましさを保つて仲居風を帯びないのも好い...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...おっと仲居(なかい)さん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...丹前姿の中年者、茶屋の仲居、お供の奴、町人、角前髪(すみまえがみ)、小女、坊さん、いい機嫌の武家――踊りの輪は、音頭取りの縁台のまわりを道念唄(どうねんうた)にあわせ、手振り、足振り、ゆるやかに描いて廻った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...仲居らしい女の影が...
吉川英治 「松のや露八」
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