...」と仲に立つた男は擽(くすぐ)つたさうな顔をして星島氏に言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...その瞬間仲に立つた男は...
薄田泣菫 「茶話」
...井伊掃部頭(かもんのかみ)と酒井左衛門尉(さゑもんのじよう)とが仲に立つて...
薄田泣菫 「茶話」
...これが仲に立つ人でもあっていっしょになったのならば話の持って行き場もあるが...
近松秋江 「雪の日」
...』『指井君は自分が仲に立つてる癖に如何してそんなことをいふのだらう...
徳田秋聲 「媒介者」
...仲に立つた程の君だ...
徳田秋聲 「媒介者」
...仲に立つた者が此レールを請負つて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...仲に立つ私どももたいへん迷惑しますので...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...仲に立つて口をきいた男などを呼んで...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...牛屋の主人の顏役といふのが仲に立つた以上...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...その上にまだ仲に立つ才取りのような者があって...
柳田国男 「雪国の春」
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