...日本国体を信仰するものには戦争の絶滅は確乎たる信念でなければならぬ...
石原莞爾 「最終戦争論」
...天皇を信仰するものと然らざるものの決勝戦であり...
石原莞爾 「最終戦争論」
...社会学的常識を利用しやがて又みずから之を信仰する処の社会理論家・社会実践家にとっては...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...其高風固より國民の瞻仰する所而も未來の總理大臣として公に屬望するもの亦少なからざるに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯や國民の瞻仰する所と爲り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...先生を信仰する人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いえあの御顔色はただの御色では御座いません」と伝通院(でんずういん)の坊主を信仰するだけあって...
夏目漱石 「琴のそら音」
...最後に自分に神を信仰するかと尋ねた...
夏目漱石 「夢十夜」
...西の国を讃仰するようになっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...依て人々其信仰する醫に萬事任せて療治し必らず惑を起す事なかれ...
福澤諭吉 「養生の心得」
...我らの欣喜渇仰するほどこの頃の寄席のお客には迎えられず春風柳(やなぎ)の田舎唄に一蹴されて...
正岡容 「寄席行燈」
...戀愛至上主義は即ち彼が涙を流して渇仰するところである...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...まったく誰でも何事かを信仰する人は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...【七二】聖人作れば萬物皆其徳光を瞻仰す...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...その苦痛を忍受しつつ唯々諾々として自分の美の光りを渇仰する有様を見て...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...僕らはその理想を信仰するんじゃないか...
横光利一 「旅愁」
...日ごろ信仰する妙見の夢告によれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...吾人の渇仰する天才力ーライルは三階の屋根裏からはるかに樽の中の蛇を眺めながら星とともに超越していた...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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