...家には令息が2人いる...
...彼は令息でありながら、自立心が強い...
...大学を卒業してからは、令息らしい生活ができるようになった...
...彼の父親は、一人っ子の令息だった...
...彼の将来の夢は、令息らしい落ち着いた暮らしをすることだ...
...膝の上に小さき令息をのせられつつ...
芥川龍之介 「森先生」
...しかもその案内役は頭取の令息である...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...男爵令息として学習院に通っているではないか...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...松波博士の令息を殺害する気になったんだ?」女は吃驚して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...令息の故新之助氏が...
太宰治 「ろまん燈籠」
...音楽に堪能な令息恭雄(やすお)氏の話によると相当な批判力をもっていたそうである...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...令息の言行は其親友及び同樣の目的に向ふ人々の間に繼續せられて慶福の結果を來らす事と信じます……』愛國切手と英一別項にかいた樣に英一が外國人と盛に通信をして居た時...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...館長令息博孝君の手により除幕の綱が引かれた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...文の大要は『私共は貴下の令息の高遠なる理想に共鳴するものであります...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...高木老人の令息であり...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...後にその令息の一人秀雄氏と帝劇の関係で知り合いになってから渋沢一家が大菩薩峠の熱心な愛読者であるということを聞いていた...
中里介山 「生前身後の事」
...家厳(かげん)が力をつくして育し得たる令息は...
福沢諭吉 「学者安心論」
...先生の御令息であつた...
三好達治 「池のほとりに柿の木あり」
...まず隣に住んでいる呂昇の令息をたずねて容体をきいた...
武者金吉 「地震なまず」
...先生は不本意ながら令息等に援助を仰がなければならなかった...
武者金吉 「地震なまず」
...夫人の連子(つれこ)である先(せん)の良人(をつと)の令息も同じく建築家として父の工場(こうぢやう)へ通つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...令息は仏語が出来るのであるけれど毎日早くから工場(こうぢやう)へ出て行(ゆ)くので話す機会が無かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...私達は帰途に古澤先生のお宅を訪うて奥様と令息達にお目に掛つた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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