...四条河原の夕涼みは都の夏の景物の代表的なものだったので絵に描かれて残っているものは相当多いようです...
上村松園 「京の夏景色」
...絶対主義と相対主義とを代表的なものとして選んだかは既に意味のないことではない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...もしそうでなければ分析――理論の代表的な手続きが之――のテロスが失われ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...時代錯誤の代表的なるものなのである)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...蓋し論理の代表的なるものは性格的論理であったし...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...その自然哲学に対する見方に最も代表的な影響を与える(吾々はヘーゲル自然哲学がヘーゲル哲学一般の欠陥を最も好く代表することを忘れない)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今では代表的なブルジョア哲学史と雖も哲学者としてのレーニンの独自な意義を承認している(エルトマン『哲学史要』・新版を見よ)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...哲学それ自身が最も代表的なそればかりではなく最も統一的な思惟なのだから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今日の代表的な唯物論―マルクス主義哲学―は之等の唯心論と対峙し...
戸坂潤 「辞典」
...近代出版現象の代表的な一つとして新聞現象を数えることが出来る...
戸坂潤 「辞典」
...最もよく示す代表的なものとして...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...その代表的な日本の芸術について...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その代表的なものはペインの『人権論』である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...本城氏も多年蒐集された古銭の代表的な物を持参して見せられた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...しかもそれは、この甲府城の宝物中でも、代表的なもので、曾(か)つては、将軍の台覧にも供え、元禄年中の城主柳沢吉保(やなぎさわよしやす)も、垂涎(すいせん)措(お)かなかったといわれる――土佐光吉(とさみつよし)の歌仙図に近衛信尹(このえのぶただ)の讃(さん)のある――紙数にすればわずか十二、三枚の薄い帖(じょう)だった...
吉川英治 「夏虫行燈」
...そういう紅葉の代表的なのは楓の紅葉で...
和辻哲郎 「京の四季」
...代表的なものとして何晏の「集解」と朱子の「集註」とをあげ...
和辻哲郎 「孔子」
...ここに「この島根」の代表的な出来事として選ばれていることは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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