...寂しい何人かの旅人を一身に代表する名誉職である...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...傘屋を代表するばかりでなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...同情的な一方の輿論を代表するものであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...形而上学(又は哲学)と科学(実証科学が之を代表する)との関係に横たわる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...というのは真理内容は常に部分的であって而も真理という全般を代表する資格を有つのであった...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...対象・方法の関係を代表するものは方法でなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...議会に於ける多数が自分達の世論を代表するものだとは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...小ブルジョア的・乃至半封建小ブルジョア的・な「文壇」インテリの社会ファシスト的分子を代表する処の...
戸坂潤 「思想としての文学」
...人間生活に於ける一定共通の生活利害を代表するものとして...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...伯の意見は往々日本国民の利害を代表するものとして列国の政府及び国民を聳動したる場合少なきに非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...あんな詩によつて中佐を代表するのが気の毒だと思ふ...
夏目漱石 「艇長の遺書と中佐の詩」
...この曲はメンデルスゾーンの室内楽の良さを代表するもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...代表することはできる)だと思われる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...花なら夏の向日葵が之を代表する...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...倫理の本から幸福論が喪失したといふことはこの混亂を代表する事實である...
三木清 「人生論ノート」
...人民の意志を代表する民主的綱領にいくらか近づかなければならなかった...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...あるいは庶民を代表する犠牲者のように...
山本周五郎 「青べか物語」
...アメリカの悲しみを代表するようにして云つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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