...代々木の密会所の位置を詳しく説明した...
江戸川乱歩 「影男」
...「例の代々木のアトリエにあった三人の女の死体ですね...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...代々捕縄の古く成ったのを寄進するという...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...よくもこの代々の法華宗の家へ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...本家の義兄が先祖代々の家業を止(や)めて銀行員になってしまった時以来...
谷崎潤一郎 「細雪」
...姫(ひい)さまは御安穩(ごあんのん)にカピューレット家(け)代々(だい/\)のお墓所(はかどころ)にお休(やす)み...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...唯東へ東へと代々(よよ)の帝(みかど)父祖(ふそ)の帝の念じ玉ひし東征の矢竹心(やたけごころ)を心として...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...もともと安南皇室に代々伝わったもので...
久生十蘭 「魔都」
...彼らの代々の城主が...
本庄陸男 「石狩川」
...代々片目であったという話は方々にあって...
柳田國男 「日本の伝説」
...祖母(そぼ)から母への代々(だいだい)の練習が...
柳田国男 「母の手毬歌」
...御代々が御短命だからと申して...
山本周五郎 「桑の木物語」
...けれどもそれは私の家の先祖代々の秘密で...
夢野久作 「白髪小僧」
...私の家は代々この秘密を守って...
夢野久作 「白髪小僧」
...龍虎山上清宮(じょうせいぐう)の道祖代々が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なんじの家は代々朝廷の一武官たる上...
吉川英治 「新・水滸伝」
...代々木荘の奥へ入ったあの姿が――あの狂わしい声が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...代々木荘を出立したかれである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索