...漢魏六朝から唐宋に及ぶ幾千の墓碑や墓誌の文章は其時代々々の精神や樣式を漲らした文學であり...
會津八一 「拓本の話」
...九斤老太は泣き倒れている六斤の手を取って引越し「代々落ち目になるばかりだ」といいつづけて一緒に歩き出した...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...」日下部家は、先祖代々、この地方の大地主だったのですが、今の左門(さもん)氏の代になって、広大な地所(じしょ)もすっかり人手にわたってしまって、残るのはお城のような邸宅と、その中に所蔵されているおびただしい古名画(こめいが)ばかりになってしまいました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...代々木新町の古道具屋(ふるどうぐや)で建具の古物を追々に二枚三枚と買ってもらい...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...代々木の山の中に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...僕の代々の貧乏を知らぬから出たゴシップで...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...先祖代々の血統を吟味したら日本中に確たる家柄は一軒もなくなる譯だ...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...家代々の與力ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小さな祠(ほこら)はいまでも残っていて命日には桜井家の当主が代々まつりを断やさないというのである...
服部之総 「加波山」
...代々田尻家の奉公人にて...
柳田国男 「遠野物語」
...人間の先祖代々の動物が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...呉家の代々の人々から正木博士に到るまで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それがたたッて北条幕府代々の後までも...
吉川英治 「私本太平記」
...代々(だいだい)武田家(たけだけ)より社領(しゃりょう)のご寄進(きしん)もあったこの山のことゆえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...彼の家は代々、城県(うんじょうけん)宋家村(そうかそん)の医者で、宋江は三人兄弟の二番目だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...菩提寺の山上家の墓碑は代々一基ずつ並んでいて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...孔子の語は代々の学者の間で試練を経て来た...
和辻哲郎 「孔子」
...黄金の椅子に坐した代々のインカの王と正妃とが...
和辻哲郎 「鎖国」
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