...誰でも気の付く通り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一店に小さき干鱈あるを見付く...
大町桂月 「新武藏野の櫻」
...十萬圓掛けて塞げない所が如何に堤防と云ふ名が付くものでないと云ふ惡口を云ふが...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...即ち知的直観(I)に於て感性的直観(S)と思惟(D)とが結び付くのである...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...同地の芝原平三郎氏の存在に気付くであろう...
豊島与志雄 「中支生活者」
...収納申付くべし」と申しつけたということである...
中里介山 「大菩薩峠」
...万事奇麗に片付くまで手伝をするんだと云われた時は...
夏目漱石 「それから」
...今更追い付くことではありません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...亥太郎は飛付くように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...気が付くとお師匠さんが――」「泣かなくったっていい」シクシクと手放しで泣き出すのを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...好い男でもあるのに氣が付くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...抱付くか、逃出すか、二つ一つだ...
二葉亭四迷 「平凡」
...そしてその急ぐ為事が片付くと...
森鴎外 「あそび」
...こつちはまるで気の違つた狼のやうな勢で飛び付くのに...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...よって食禄(しょくろく)召上げ遺族には領内追放を申付くるものなり」おたっしの趣意はそういうものだった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...耳に飛び付くようなベルや警笛の音を喰らわせられる...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...時たま自動車が走ると犬が吠え付くという情ない状態であったから...
夢野久作 「暗黒公使」
...前以て調査しておれば直ぐに気が付く……そこで石切場に働いている石切男(いしや)の一家族に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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