...この世とは異なる、彼方の世界を「他端」と思うことがある...
...彼女は自分の気持ちを「他端」に置いて、友達の相談に真剣に向き合った...
...彼の行為は「他端」の理由から、私たちには理解できないものだった...
...大陸との距離が遠く、まるで「他端」の存在のようだと感じる...
...「他端」の情報については、今後の調査で詳しく明らかにできるかもしれない...
...同様にして村の通路の他端を過ぎると共に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他端は裂いて最もこまかい刷毛にしてある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この廊下の他端の...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他端には軽い日本提灯がついていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他端は木製の脚立にのっている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他端はその儘ドアの下から室外に出す...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...彼は自ら綱の他端を持って素早く自分の胴中に結ぶと...
海野十三 「地球盗難」
...他端からその三百倍のエネルギーが出てくるというすごいものであって...
海野十三 「地球要塞」
...一端より他端まで漸々進化しきたった経路がほぼ明瞭に知れる...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...他端を氷につけて滑っていったのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
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高村光太郎 「智恵子抄」
...科学的世界の考察はその一端であり科学の学問性の考察はその他端である...
戸坂潤 「科学方法論」
...一端に川を控え他端に一つの人家を持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...軍隊は他端にいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...他端が後に引くことは考えられない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...他端は縦隔中に吻合して網状となる...
久生十蘭 「玉取物語」
...十三‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥彼方、地球の他端なる、アロンに碇舶してゐた「シルセ」艦上では、佛蘭西からの郵便物を分配してゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...場内の一端から他端へ走るだけのことであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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