...逆比例の関係にある二つの物質は、一方の量が多くなると他方の量は少なくなる...
...逆比例のグラフでは、一方が右上がりになると他方は左下がりになる...
...彼の意見は私たちとは「他方」と異なっている...
...政治やビジネスにおいて、一方が支配的な立場にあり、他方は非常に弱い立場にあることを指す...
...他方もし何らかくのごとき観念が私のうちに見出されないならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...多衆は一方に於て強力であり他方に於て低質である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...他方に於て概念を分析し得るかのように思い做すためには...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...同じく相対性理論によれば物質とは他方力の場にまで止揚されるべきものであった...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一方が止まっているとすれば他方は走っているのだから...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そうでなければ一方の対立物に依って他方の対立物を現実的に否定することも出来ないからだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他方動物心理学へ導くことが出来るだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他方早稲田の応援団が再び更生するという吉報が齎らされた...
戸坂潤 「社会時評」
...併しとに角一方では武部他方では関屋の...
戸坂潤 「社会時評」
...彼等は一方に於て、日本の資本主義的矛盾の一つの結果である処のブルジョア制下の生産技術の矛盾に当面しながら、他方跛行的にも、昨今の軍需産業の人工的扇揚の下にその知能上の有能性を益々自覚しつつあるようにさえ見える...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...これはこれでいいのであるが、併し他方、この進歩という観念が常識的観念として充分に通用し得るためには、世間の人間銘々が自分自身に就いて感じるだろう何らか増しなものプラスのものを夫が意味せねばならぬという要求をも、この観念は満足させねばならぬので、そういう点に今特に注意を払わなくてはならぬ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一方(かたかた)の心が苦しむ時には他方(かたかた)の心も共に苦しみ...
二葉亭四迷 「浮雲」
...他方その結果生ずる人口の急速な増加は生産物に対する需要を減少せしめず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他方では学校の学科の関係上倫理学や心理学や論理学やを勉強せねばならなかったが...
三木清 「語られざる哲学」
...しかも他方では物事の固有法則に合致するということが必要である...
矢部貞治 「政治学入門」
...他方において鉱山が採掘されなければならぬ深度の増大や...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...他方において、労働の労賃のあらゆる減少は利潤を高めるが、しかし貨物の価格に対しては何らの影響をも生み出さない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...一方は原因であり他方は結果である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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