...外国籍の人は他国者と呼ばれます...
...クラスにはいくつかの他国者がいます...
...他国者に対して差別をするのは良くありません...
...外国人労働者は他国者枠で雇用されます...
...私の友達は他国者のパートナーとして日本に住んでいます...
...他国者は異端視され...
徳田秋声 「縮図」
...いつも通りがかりの他国者らしい様子をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...小旦那どんがどこへ出るにも羽織きて那古北条(なこほうじょう)はいいとうりだのんしこれは他国者でも少しはわかる歌...
中里介山 「大菩薩峠」
...このごろ家に居候(いそうろう)をしていた他国者なんだそうですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...先代七兵衛は十年ばかり前にこの土地へ来て、倅(せがれ)を育てて嫁を貰いましたが、本当の他国者で、嫁の里の外には、身寄りも友達もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――他国者がうろうろして居て...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...他国者と結婚した母を蔭でののしっていたものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...他国者のやりかたで口にされたその規則というのがきびしいことは別としても...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...なかには他国者もいるというのに...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
......
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「しかし、わしは、よいところに通り合わせたと思っておる――」と、老人は、刺すような調子で、「敵を仆(たお)すには、その根幹を切らねばならぬ――ああした場所では、とても大物を仕止められようとは思われぬでな――いたずらに、こだわって、大立者を逃すようなことはせぬものだ――雪、そなたは、折角、松枝町に近づいたであろうに――」「えッ」と、雪之丞は、おどろかされて、「三斎と知り合いましたを、どうして御存知でいられます?」「わしの八卦(はっけ)、観相は、天地を見とおす――と、言いたいが、実はな、この老人も、中村座の初日が、気になって、のぞきにまいった――すると、あの一行の幕張りがあって、大分、そなたに執心(しゅうしん)しているように見えたゆえ――」老人は、いくらか微笑して言って、「いま俄(にわ)かに、そなたが動き出したら、抜目のない三斎、何となく危さを感じて、他国者なぞ、身近く寄せるようなことはせなくなるぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そうして少しは他国者の物言いを笑っているらしくもあり...
柳田国男 「雪国の春」
...そこでは決して他国者は住めないから...
山本周五郎 「山彦乙女」
...他国者扱いにされていた...
吉川英治 「篝火の女」
...この山へ紛(まぎ)れこんできた他国者なんで...
吉川英治 「増長天王」
...今では他国者(たこくもの)をお召抱えにはなるまい」「じゃ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この他国者(よそもの)夫婦は...
吉川英治 「松のや露八」
...他国者(よそもの)で...
吉川英治 「源頼朝」
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