...又男の子達は竹の中から小さな矢を吹き出して――他ならぬ吹き矢である――いろいろな的を射ていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それらは一ヵ年分の約束のうちに加える条件にするより他はないのであるが...
犬田卯 「沼畔小話集」
...御旅所といって神さまが一週間ばかり他所に出張しておられる...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...このように他愛がない...
太宰治 「愛と美について」
...その他何々会議や何々委員や顧問に無暗(むやみ)に引っぱり出すのもそうである...
寺田寅彦 「鑢屑」
...メフィスト的役割を振り当てられる他ないらしいので...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...他の小学校の校長さん達に安心を齎しているわけである...
戸坂潤 「社会時評」
...他に利用すれば立派なものになる」と神尾もまじめに同情しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あらゆる他のだれよりも...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...一つの対象から他の対象へ推論を導き出すことはできないのであるから...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その困難を切り拔けたあなたの旺(さか)んな精力と他から煩(わづら)はされぬ氣質――それ等の中に僕は...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その他、形式主義の未だ起っておらぬこと、その規定の体裁が因果法であって命令法でないことなど、この石壁法は頗る原始法の属性に富んでいるが、しかしまた一方よりこれを観るときは、私法規定の成文法となっていること、規定の抽象的なること、道徳法律の混合しておらぬことなど、既に原始的法律の性質を脱しているもののように見える点も少なくはない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...他の一人その盃を奪い取り...
南方熊楠 「十二支考」
...他人には自分と全く違ったものがあることを容易に信ずる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...またその美の他力性を説いたのもおそらく私が初めてであったろうか...
柳宗悦 「四十年の回想」
...お前もこの事を他人に云う事はならん...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...他からの申込みを全部断ってしまった...
夢野久作 「復讐」
...すでに彼らは他の多くのものよりも不仕合せでないような気がした...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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