...女人崇拝「永遠に女性なるもの」を崇拝したゲエテは確かに仕合せものの一人だった...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...仕合せと女には美しいのが三四人居た...
薄田泣菫 「茶話」
...お前は仕合せだよ」とお霜婆さんは照ちやんに言つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...おれほど不仕合せな男は無い...
太宰治 「お伽草紙」
...あの子だけでも仕合せになれるように祈っているところもあったのでございましょう...
太宰治 「新ハムレット」
...自分を仕合せ者だと言ったひとたちのほうが...
太宰治 「人間失格」
...仕合せであったであろうが...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...仕合せよし」村本と荷田は欣々として帰って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前も早く死んで仕合せな坊さんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...宇津木兵馬にとってはこの雨がかえって仕合せなくらいでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...船のため仕合せですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...なるべく奮発して買ってやろう!」「有難い仕合せ――旦那は話がわかっていらっしゃる」「お前の言う通りを信じて買ってやるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...何という仕合せだったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...斯ういふ話で」「よく/\無事な野郎と思はれたんだね」「有難い仕合せで」「誰が一體お前を引留めるんだ」「若いのだつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んとした不仕合せなことか鶴江がチブスみたようになり一時はとても難かしく...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...あんまり仕合せで...
山本周五郎 「日本婦道記」
...もう二度とちい公を不仕合せにしないように...
山本周五郎 「風流太平記」
...これからいくらでも仕合せになれる...
山本周五郎 「やぶからし」
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