...あれは仏者(ぶっしゃ)の方便(ほうべん)である...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...今日の宗旨の肉食妻帯せざるものをもって真の仏者となすはいかん...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...仏者に問わば、例の女子は三界に家なしの流義で既に解決されて在るというか知らぬが、かくの如きは勿論(もちろん)甚だしき独断の誤謬(ごびゅう)に捉(とら)われたものである...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...(此書は今天保十年より五百廿年前元亨二年東福寺の虎関和尚の作なり)かゝる奇怪の事を記すは仏者の筆癖(ふでくせ)なりと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...尠(すくな)くとも仏者の道に加うるに儒者の道であったのであろうと考える...
高浜虚子 「俳句への道」
...仏者の語を借用すれば以心伝心の微妙...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...この解説を仏者に委(ゆだ)ね去り...
柳田国男 「海上の道」
...もちろん仏者は我が信仰によって理由を説こうとするが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...仏者らしい火定(かじょう)のかたちをとって死んだ...
吉川英治 「私本太平記」
...「俗諺(ぞくげん)にも――仏者の嘘を方便(ほうべん)といい...
吉川英治 「新書太閤記」
...仏者のえらぶ道ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...仏者の縁がふかいなど思いすごして...
吉川英治 「親鸞」
...あるがままに平等な姿であるのが念仏者じゃ」「お返し申すことばはございませぬ」「では...
吉川英治 「親鸞」
...(吉水の念仏者たちは...
吉川英治 「親鸞」
...彼も、仏者である、聖護院の御内(みうち)に僧籍のある仏子(ぶっし)である...
吉川英治 「親鸞」
...仏者も妻をもつことは...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...仏者の迷いだけに...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...せいぜい仏者遊びもよい...
吉川英治 「源頼朝」
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