...「今様歌」唱謡 雅楽唱謡部籬(ませ)のうちなる白菊もうつろふ見るこそあはれなれわれらが通ひてみしひともかくしつつこそかれにしか古き都に来てみれば浅茅(あさじ)が原とぞ荒れにける月の光はくまなくて秋風のみぞ身にはしむ弔辞ではひと悶着あった...
久生十蘭 「だいこん」
...つまりリレーするんでしょう」雅楽部の子供の合唱隊がおチビさんのハルモニュウムにひきずられながら金切声で今様歌をうたいだす...
久生十蘭 「だいこん」
...ところで地上ではまだ今様歌がつづいている...
久生十蘭 「だいこん」
...瓜を枕につい寝たり」という今様歌がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
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