...夫レ今古史乘不レ能ハレ無キレ謬リ...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...今古奇観(きんこきくわん)と云ふ画帖(ぐわでふ)の中にあつた...
芥川龍之介 「支那の画」
...と云って今古本屋から買って来たのは...
芥川龍之介 「毛利先生」
...あなた今古藤さんのおっしゃる事をすっかりお聞きになっていてくださいましたわね...
有島武郎 「或る女」
...今古無比の大帝国たるにかかわらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...高句麗王傳に「今高句麗王宮是也」といひ「今古雛加駁位居是也」といふが如き...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...われら真に良きものなれば何ぞ時の今古(きんこ)と国の東西を云々(うんぬん)するの暇(いとま)あらんや...
永井荷風 「一夕」
...丸亭素人(まるていそじん)の翻訳探偵小説は裏表紙に渦巻模様のある今古堂から出ており...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...マイクロフォンで「只今古川氏が来られてやってゐます」と放送されちまって...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...かかる想は今古に通じたる想なれば実朝(さねとも)がこれを作りたりとて驚くにも足らず...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...今古句数首を引(ひい)て俳家の用意周到なる処を指摘し...
正岡子規 「俳諧大要」
...今古池の句を論ぜんとする際...
正岡子規 「古池の句の弁」
...昨今古本屋の店に一冊四十銭内外の正札付でならべられて居る...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...観客席へ向ってパッと雲のように投げる)それつらつら今古の治乱を考うに...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...今古を一貫して地の神の奉祀(ほうし)を意味する語であった...
柳田国男 「海上の道」
...今古若干の文人の足跡ばかりを追随させ...
柳田国男 「雪国の春」
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