...宿敵として彼が私の仇敵であることは一目瞭然だ...
...仇敵を倒すために、彼は必死に訓練を積んだ...
...彼とは仇敵同士で、対立する立場にある...
...彼女が私に隠れて仇敵と接触していたことがわかった...
...彼は仇敵を追い詰めるために、あらゆる手段を使った...
...ユダヤ教およびイスラム教はヤソ教の仇敵なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...全然あたくしの仇敵(かたき)ばかり居るわけでもないのです...
海野十三 「諜報中継局」
...自分ばかりを仇敵(かたき)のやうにがみ/″\いふのである...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...食堂の食卓にはサレーダインの仇敵(かたき)が島をめざして一陣の突風のように来襲した時既に晩飯の用意が出来ていたのだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...月丸を討つ?」「姉の仇敵(かたき)でござります」「妹の仇敵を...
直木三十五 「南国太平記」
...深雪は(姉上の仇敵)と...
直木三十五 「南国太平記」
...徳川家は仇敵(きゅうてき)ででもあるかのように聞えるが――事実...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬賊(馬賊は魯の仇敵なり劉單子はその統帥にしていま長白山中に匿るといふ)白橿の落葉散り...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...仇敵をうてば、もう乞食のやうな生活をやめるのだと思つた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...その仇敵もここ数日のうちに探し出して討ちとる目安がついた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...漸(やうや)くつきとめられさうになつた仇敵を...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...われわれはまずあの荒々しい仇敵...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...幾多の犬がひたすらその死んだ主人の仇敵の跡をおいかけたことを物語っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それと一緒にドウかしてツヤ子さんの仇敵を取って遣りたくなったのよ...
夢野久作 「少女地獄」
...――貴君にとっては倶(とも)に天を戴(いただ)かざる父の仇敵...
吉川英治 「三国志」
...親鸞といい――その四郎の生信房といい――共に弁円の心頭をあおる毒炎の中(うち)の仇敵(あだがたき)である...
吉川英治 「親鸞」
...武蔵は倶(とも)に天を戴かざるの仇敵...
吉川英治 「宮本武蔵」
...仇敵(かたき)ですか? いやあれは実に立派な人間です...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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