...宿敵として彼が私の仇敵であることは一目瞭然だ...
...仇敵を倒すために、彼は必死に訓練を積んだ...
...彼とは仇敵同士で、対立する立場にある...
...彼女が私に隠れて仇敵と接触していたことがわかった...
...彼は仇敵を追い詰めるために、あらゆる手段を使った...
...かくわが親に仇敵あること...
巌谷小波 「こがね丸」
...……また猫にや追はれけん」「鼬(いたち)にや襲はれたる」「疾(と)くいへ仇敵(かたき)は討ちてやらんに」ト...
巌谷小波 「こがね丸」
...あたかも重病人が卒然として仇敵のその前に立つに会し...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...仇敵の男と枕を並べるような間違ったことは繰りかえすまいと考えた...
海野十三 「深夜の市長」
...たちまちにして互いにはげしい仇敵となってしまう...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...かれは以前不倶戴天の仇敵であつた男の腹心と化してゐた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...ばかに交通巡査を眼の仇敵(かたき)にしてるようだが...
谷譲次 「踊る地平線」
...仇敵(かたき)よりも憎い...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...……仇敵同士(かたきどうし)は何(いづ)れにあるぞ? カピューレット! モンタギュー!……見(み)い...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...五十年前には互(たがい)に倶不戴天(ぐふたいてん)の仇敵で...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...仇敵の倅に、肌を許した自分の罪は、死にさえすればよかった...
直木三十五 「南国太平記」
...村落(むら)の若者(わかもの)は彼(かれ)の爲(ため)には仇敵(きうてき)である...
長塚節 「土」
...何か仇敵のように聞こえようけれど...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...彼らの仕打を仇敵(きゅうてき)の如く憎んだ健三も...
夏目漱石 「道草」
...永久に默笑し合つてる仇敵である...
萩原朔太郎 「悲しき決鬪」
...如何にしてり逢ふかも解らない仇敵(かたき)を探して...
萩原朔太郎 「宿命」
...自分がつけ狙う仇敵(かたき)の味方に立った――と...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...然るにアメリカにはそういう仇敵はいなかったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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