...紅幟の賊を仆さむと試みたる...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...驍悍を以て天下に知られたる渡辺党亦算を乱して仆れ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...水島の戦に瀬尾主従の健闘して仆るゝや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...老爺は伐仆した木を薪にして...
石川啄木 「散文詩」
...地面はすでに赤黒双方の仆(たお)れたもの仆れつつあるもので撒(ま)きちらされていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...塔や尖閣(せんかく)などは燃えながらあたかも地震に揺られた如く仆(たお)れ落ちた...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...仆れたと見た自分の上へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...仆れながら釘勘の十手が...
吉川英治 「江戸三国志」
...東南風に仆るるは...
吉川英治 「三国志」
...その仆れたのを見ると...
吉川英治 「三国志」
...しかも仆れている人間は...
吉川英治 「三国志」
...なぜなら前に北条の仆れた轍(てつ)を見ておりますから」「待て...
吉川英治 「私本太平記」
...碑は仆(たお)され...
吉川英治 「新・水滸伝」
...仆れる者の上へ、仆れる者が重なった...
吉川英治 「親鸞」
...デン! と一方が蹴仆された...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...床へ泣仆れた産婦の妹の幹子は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...それは宝蔵院で武蔵が阿巌(あごん)を仆(たお)した折に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...きゃッと、朱(あけ)になって、前へ仆れた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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