...年中日の目を見ぬ仄暗い坂を下り盡すと...
石川啄木 「鳥影」
...仄紅色(ほのくれなゐ)の霞の帶...
石川啄木 「漂泊」
...ため息(いき)の香(か)こそ仄(ほの)めけ...
薄田淳介 「白羊宮」
...いずれも夢のように仄(ほの)かに浮び上っていたが...
橘外男 「逗子物語」
...仄暗い影が胸に立ちこめてきた...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...南から北へ走る茫と仄白い銀河を中心に...
豊島与志雄 「初秋海浜記」
...窓硝子が仄白く浮出していました...
豊島与志雄 「道標」
...実感としては仄暗い力強い根深い不気味な...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...月の光りに仄かに見えました...
豊島与志雄 「水甕」
...韻(いん)も平仄(ひょうそく)もない長い詩であったが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...アクセントもなく平仄もない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...雪の小道を狐が走つてゐるのを見た丁度波のやうに体をくねらせて走つて行つたよ彼の人の山国の女郎屋の風景を思ひ浮べ乍ら台所の野菜箱のやうな私を侘しく思つたしめつた野菜箱の中に白つぽい蒼ざめた花を咲かせては泣いた私であつたにね…… オイ! 沈丁花の花が匂ふよ暗い邸の中から仄かな淋しい花の匂ひがする私は赤い花を月にかざしてみた貧しい画かきに買はれた花はプチプチ音をたてゝ月に開いてゐる...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...彼の女は胸の中で「私達はもう恋を仄かに感じ合っているのだ...
松永延造 「職工と微笑」
...というふうなことを仄(ほの)めかした...
山本周五郎 「山彦乙女」
...仄(ほの)かな燭(しょく)は燈(とも)されはじめている...
吉川英治 「新書太閤記」
...木々の芽のにおいは仄(ほの)かだった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...客殿の戸のすきまから仄白(ほのじろ)い光がさす...
吉川英治 「源頼朝」
...或は笑いさざめき乍(なが)ら、或は高く小手をかざしながら、ぽかんと佇立(つった)った鷺太郎の前を馳抜(かけぬ)ける時の、美少女の群の中からは、確かに磯の香ではない、甘い、仄かな、乙女のかおりが、彼の鼻腔につきささる――...
蘭郁二郎 「鱗粉」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- お笑い芸人の杉山裕之さん: 食料品の万引き容疑で書類送検され謹慎処分に 😔
- 野球選手の佐藤輝明さん: 自打球で負傷し途中交代した😟
- 野球選手の平良拳太郎さん: 6回途中無失点の好投でチームを勝利に導いた ⚾️
