例文・使い方一覧でみる「仄」の意味


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...他方ではその確な事をそれとなく故意に(ほのめ)かせたりした...   他方ではその確な事をそれとなく故意に仄かせたりしたの読み方
芥川龍之介 「秋」

...僅かに水の如くめいてゐた...   僅かに水の如く仄めいてゐたの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...白い暗(やみ)の中へ消え去っていた...   仄白い暗の中へ消え去っていたの読み方
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」

...天日もなんとなく暗(ほのぐら)く...   天日もなんとなく仄暗くの読み方
橘外男 「令嬢エミーラの日記」

...(ほの)かな愛執もあって...   仄かな愛執もあっての読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...一同は丘陵の(ほの)暗い段々に沿って進んだ...   一同は丘陵の仄暗い段々に沿って進んだの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...新たな私小説の抬頭が見える...   新たな私小説の抬頭が仄見えるの読み方
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」

...医者の玄関に這入ると暗かつた...   医者の玄関に這入ると仄暗かつたの読み方
中原中也 「亡弟」

...だが夏負けしてかに暗く...   だが夏負けして仄かに暗くの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...時々は面倒な平(ひょうそく)を合わして漢詩さえ作って見た...   時々は面倒な平仄を合わして漢詩さえ作って見たの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...足掛(あしかけ)の向(むこう)に(ほのか)に見える...   足掛の向に仄に見えるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...*(五月×日)私はお釈迦様に恋をしました(ほの)かに冷たい唇に接吻すればおおもったいない程の痺(しび)れ心になりまする...   *私はお釈迦様に恋をしました仄かに冷たい唇に接吻すればおおもったいない程の痺れ心になりまするの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...遠まわしにめかしているだけである...   遠まわしに仄めかしているだけであるの読み方
久生十蘭 「泡沫の記」

...かな郷愁に似た感情の発芽であると云へるかも知れない...   仄かな郷愁に似た感情の発芽であると云へるかも知れないの読み方
正岡容 「根津遊草」

...歌はぬ者ならば何しに字数平(ひょうそく)を合すべき...   歌はぬ者ならば何しに字数平仄を合すべきの読み方
正岡子規 「人々に答ふ」

...そこでパウロは自分自身は少くともこの日を肉の眼をもつて見るのであるといふ希望をめかすことによつて彼等を慰めたと云はれる...   そこでパウロは自分自身は少くともこの日を肉の眼をもつて見るのであるといふ希望を仄めかすことによつて彼等を慰めたと云はれるの読み方
三木清 「歴史哲學」

...眼のまえの明(ほのあか)るい川波の中から...   眼のまえの仄明るい川波の中からの読み方
山本周五郎 「柳橋物語」

...(ほの)めかされているともいえるし...   仄めかされているともいえるしの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「仄」の読みかた

「仄」の書き方・書き順

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