...朱子学の影響が大きい学者に、林羅山や伊藤仁斎がいます...
...傍(そば)にゐた伊藤介亭(かいてい)(介亭は仁斎の三番目の子だ)がじつとそれを見て...
薄田泣菫 「茶話」
...伊藤仁斎(いとうじんさい)などは尊王の功もなけれども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...仁斎や徂徠春台の経書の解釈に属する書を読んだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...明教館にもそれらの明文を掲げてあるくらいだから、もしも仁斎、徂徠の異端なる説を称うるならば、一日たりともそのままには置かれなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...伊藤仁斎は死は生の極と説いたと聞くが...
南方熊楠 「十二支考」
...『軒(ゆうけん)小録』に伊藤仁斎の壮時京都近辺の医者が津軽から果然を持ち来ったと記載しあるを読むと...
南方熊楠 「十二支考」
...梅竜は仁斎学派より明霞の折衷学派に入り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...伊藤仁斎や本居宣長をもつわれわれ日本人の方に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...伊藤仁斎先生が長屋に住んでいるために...
柳田国男 「故郷七十年」
...古学と称する性理学は伊藤仁斎に因りて唱へられ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...めったに見えたこともない伊藤仁斎(いとうじんさい)の子息東涯(とうがい)が来て...
吉川英治 「日本名婦伝」
...論語の師伊藤仁斎(じんさい)と東涯(とうがい)の父子...
吉川英治 「日本名婦伝」
...御母堂の九十の賀に書いてあげたものですな」仁斎は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...父の仁斎は、まだかつて、人のために寿詩(じゅし)を作ったことがないのに、十内どのには、よくよく歓びを共にしたものとみえまする...
吉川英治 「日本名婦伝」
...伊藤仁斎(いとうじんさい)...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...伊藤仁斎や山井崑崙(こんろん)などの...
和辻哲郎 「孔子」
...しかもこの仕事は仁斎...
和辻哲郎 「孔子」
...学者として中江藤樹、熊沢蕃山、伊藤仁斎、文芸家として西鶴、芭蕉、近松、画家として光琳、師宣、舞台芸術家として竹本義太夫、初代団十郎、数学者として関孝和などの名を挙げただけでも、その壮観は察することが出来る...
和辻哲郎 「鎖国」
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