...こまごまと一伍一什(いちぶしじゅう)を物語(ものがた)った上(うえ)で...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一伍一什(いちぶしじゅう)を手短かに話してきかせました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...彼の口から物語られた一什始終(いちぶしじゅう)を話した...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...その部屋には殆ど何の什器(じゅうき)もなくって...
高浜虚子 「子規居士と余」
...箇の什をか放下せん...
種田山頭火 「其中日記」
...私の一伍一什(いちぶしじゅう)を書いた手紙を見て...
田山花袋 「蒲団」
...そして一伍一什(いちぶしじゅう)を話して...
田山花袋 「蒲団」
...箪笥(たんす)等の日本的家居(かきょ)及び什器(じゅうき)に対して...
永井荷風 「江戸芸術論」
...朝夕(あさゆう)の掃除に主人が愛玩(あいがん)の什器(じゅうき)を損(そこな)はず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...これはお寺の什物(じゅうもつ)の一つを貸してくれたもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...何れも金玉の響きを発する秀什である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...蔵書衣類什器の過半を焼亡してしまつた...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...小物や什器が賣却されてその全部の金を一先づ...
室生犀星 「渚」
...その境遇がゆるす限り金銀の什器を用いたという話をきいても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ボーイの手で裂かれたレモンが露を什器の上に満たしている間も...
横光利一 「旅愁」
...それは武田家(たけだけ)のご再興(さいこう)になくてかなわぬ什宝(じゅうほう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あらためて貴手(きしゅ)へお受け取り願いたい」武田家(たけだけ)無二(むに)の什宝――御旗楯無...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その什器の分量を増加しまたはその品質を改善せんことを希望するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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