...どこか人迹(ひとあと)のたえたところで...
徳田秋声 「あらくれ」
...人迹稀(じんせきまれ)な寒村の百姓家にしばらく蝸牛(かぎゅう)の庵(いおり)を結んでいたのです……」「人迹の稀なはあんまり大袈裟(おおげさ)だね」と主人が抗議を申し込むと「蝸牛の庵も仰山(ぎょうさん)だよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...たいていな百姓家には一人や二人は必ずいます」「それで人迹稀なんですか」と正面攻撃を喰(くら)わせる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...全く人迹は稀ですよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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