...人見知りはしないというのに...
泉鏡花 「薄紅梅」
...六月にはシャコ(Tetrao umbellus)――これはたいへん人見知りをする鳥だが――が子供たちをつれてうしろの林からわたしの家の正面へと窓の前を...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私ははなはだ人見知りをする一方...
高見順 「如何なる星の下に」
...懸念(けねん)していたほど人見知りはせず...
太宰治 「故郷」
...私たちにもはじめはへんに人見知りをしていたが...
谷譲次 「踊る地平線」
...なかにひとり人見知りをしないお饒舌(しゃべ)りなのがいて...
谷譲次 「踊る地平線」
...職業柄人見知りなんかはしてゐられないし...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...誰にも人見知りをしないらしいのが...
徳田秋声 「爛」
...人見知りをしないそうです...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえってこの人見知りをしないお客様のさばけ方に恐悦し...
中里介山 「大菩薩峠」
...人見知りをすべきはずのものである...
中里介山 「大菩薩峠」
...人見知りをするような兄さんとは兄さんが違うと...
中里介山 「大菩薩峠」
...大した人見知りもせずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人見知りをする子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しかし始めて會ふ人にはどうも人見知りをする癖があるので...
堀辰雄 「「スタヴロギンの告白」の譯者に」
...半(なかば)好意をさしはさんで央(なかば)けげんな人見知りな表情で...
室生犀星 「後の日の童子」
...子供とはいうまでもない竹童(ちくどう)で、人見知りもせず、ニヤリと白い歯を見せた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...人見知りをせず味方にする秀吉だから...
吉川英治 「神州天馬侠」
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