...唐土(もろこし)になずんでいる証拠(しょうこ)ではないか? すると人皇(にんおう)何代かの後(のち)には...
芥川龍之介 「俊寛」
...古い郷土史をたずねれば人皇十代崇神天皇の御代に豊城入彦命が下向して毛野の始祖となりたもうて以来...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...天皇と云い、地皇と云い、人皇と云い、有巣と云い、燧人と云う、庖犠と云う、皆然らざるなし...
高木敏雄 「比較神話学」
......
種田山頭火 「其中日記」
...三輪の酒は人皇(にんのう)以前からの名物である...
中里介山 「大菩薩峠」
...人皇(にんのう)第六十代醍醐(だいご)天皇様の御世(みよ)の出来事だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...人皇(にんのう)五十三代のみかど...
中里介山 「大菩薩峠」
...その弟の大海(おおあま)人皇子の妻を奪った...
蜷川新 「天皇」
...「人皇の始祖」といわれる神武は...
蜷川新 「天皇」
...人皇氏(じんこうし)というものもあった...
蜷川新 「天皇」
...アケビと※人皇五十九代宇多(うだ)天皇の御宇...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...丈夫や片恋せむと歎けども醜の丈夫なほ恋ひにけり(舎人皇子)歎きつつ丈夫の恋ひ乱れこそ我がもとゆひのひぢてぬれけり(舎人娘子)等の如き...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...人皇(じんのう)百十六代桃園天皇の御治世...
夢野久作 「名娼満月」
...人皇九十五代とは...
吉川英治 「私本太平記」
...柴家(さいけ)では故人皇城の七々忌(き)に当たり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大海人皇子(おおあまのみこ)が大友皇子(おおとものみこ)に襲われ給うて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その頃――人皇第六十代...
吉川英治 「平の将門」
...だから出来ない相談みたいなものだが、不易ならんとすれば、人皇の左右へ、財宝なんぞ置いてはいけないのだ...
吉川英治 「人間山水図巻」
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