...程伯氏因レ此有二天理人欲之説一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...程伯氏(ていはくし)此(これ)に因つて天理(り)人欲(よく)の説(せつ)有り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...以二身我一害二心我一、人欲也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...人欲(じんよく)なり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...助手が一人欲しいと予算を出したところ...
海野十三 「赤外線男」
...女中が一人欲しいと思っていた際でもあるし...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...男の子が一人欲しいようなことを言ってるけれど...
徳田秋声 「足迹」
...其大源は肉體欲即ち人欲に根ざす者なりと雖ども...
西周 「情智關係論」
...人欲(じんよく)のまざらないところで...
新渡戸稲造 「自警録」
...「あっしもつくづくあんな娘が一人欲しくなりましたよ――お袋が無精で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...力になる用心棒が一人欲しいと思ひませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...社會問題は資本家も勞動者も皆人欲を主張するより起る...
森鴎外 「古い手帳から」
...御身の望むところ他の二人欲せず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それでただ子供が一人欲しかっただけなんです...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...彼は妻でなくとも好いせめて恋人なり一人欲しいと思つた...
横光利一 「悲しめる顔」
...城中城外人欲狂...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...くれぐれ、人欲に迷うなよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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