...彼に人智の及ばざる治療法と薬品あるべし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...それから人智を高度にあげる...
海野十三 「海底都市」
...かれに盗(ぬすまれ)じとて人智を以てかまへおけども...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人智人巧唯我唯利の風が日々農村人心の分解(ぶんかい)を促(うなが)しつゝあるのだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...之ヲ名ケテ理性ト云ヒ、人智ノ本質トス...
西周 「人智論」
...人智発育の理を考えなば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...滿目恰も造化の祕密に圍まれて唯人智の淺弱を嘆ずるのみなれども...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...天然の智慧に競い得る人智はない...
柳宗悦 「工藝の道」
...人智より遥かに複雑な優秀な自然の智を尊ぶことに...
柳宗悦 「工藝の道」
...もともと日本人は狐を狡猾な警戒すべきものとしては見ず、感謝と尊敬を以て対すべき動物として信仰し、人智の及ばない、例えば豊凶を占えば、それを教示してくれるものと考えていた...
柳田国男 「故郷七十年」
...一切の矛盾を人智不測の外に置こうとした...
柳田国男 「山の人生」
...とても人智の及ぶところではありませぬ...
夢野久作 「鼻の表現」
...勿論、この美しさは、人智が、電気の発明をしかかる能力を内に秘め包んでいるがごときが形態をもった解析幾何のパリとは違っているが、それはそれのみとして完成された一つの厳粛さであった...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...ますます人智が進んで神の存在を疑い初めた時代に入っても神の信仰は王権に由って強制された...
与謝野晶子 「既成宗教の外」
...いまの政治基本ではこれが最上な人智なんだからその社会体質といい進歩といい...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...人智と誠をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...組み立てられた第宅(ていたく)や人智の機構を力とし...
吉川英治 「源頼朝」
...人智の誇りであるべき自然力征服は...
和辻哲郎 「世界の変革と芸術」
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