...・藪かげ藪蘭の咲いて春風・空へ積みあげる曇り・雨が風となり風のながるゝを・水音ちかくとほく晴れてくる木の芽・みんな咲いてゐる葱もたんぽぽも・なんでもかんでも拾うてあるく蛙なく(鮮人屑ひろひ)・もう葉ざくらとなり機関車のけむり・うどん一杯...
種田山頭火 「其中日記」
...――二十八銭の保健的享楽といへばいへるだらう!途中で見つけた鮮人屑屋さんを連れて戻つて...
種田山頭火 「其中日記」
...電車は人屑をいっぱい詰めて威張って往来を歩いてるじゃないか」「ハハハハすると君は屑籠の運転手と云う事になる」「君が屑籠の社長で...
夏目漱石 「虞美人草」
...しかし下界にありとある人の中の人屑にも...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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