...彼は人倫を重んじて行動している...
...人倫に反する行為は許されない...
...人倫にかなった人生を送りたい...
...人倫の尊重が社会の基盤になっている...
...人倫に反する考え方には同意できない...
...人倫の端緒は夫婦から開けるんである...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...人倫は端を夫婦に発する...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...また確実に人倫の大道に通じているかも知れないのである...
太宰治 「惜別」
...人倫や道徳の内にはなくて社会の物的機構の内にあるのだから...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...倫理は人倫の理である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この正邪善悪は科学的真理に左右されない何等かの人工的・人倫的・なものとなる...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...しかし人倫(じんりん)の道は正しいに越した事はない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
......
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...人倫を無視して殺しあったというような醜態を...
蜷川新 「天皇」
...いはれなき人倫から...
萩原朔太郎 「宿命」
...すべての人倫的共同に眞の生命を與へつつ...
波多野精一 「時と永遠」
...あらゆる人倫關係を離れ從つてそれを媒介する觀念的存在者を全く離れて成立ち得るものの如く考へるは...
波多野精一 「時と永遠」
...「言葉」は人倫的交渉を媒介する固定したる客體的形象即ち符徴記號そのものの意義にも用ゐられるが...
波多野精一 「時と永遠」
...特殊の人倫關係の内部において乃至それと並んで從つて同樣に特殊性を有する人倫關係としてのみ...
波多野精一 「時と永遠」
...夫が妻の辛苦を余処(よそ)に見て安閑(あんかん)たるこそ人倫の罪にして恥ず可きのみならず...
福沢諭吉 「新女大学」
...同じく人倫(じんりん)破壊者の一人(いちにん)なりしよし聞きし時は...
福田英子 「妾の半生涯」
...しかしながら、人倫の変に当り、その間に軽重を設けてその一に適従する必要を生じた場合には、一の標準を発見してこれに拠らなければならない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...日本がいつか正当な人倫(じんりん)に立つ日本となる事を信じたい...
柳宗悦 「民藝四十年」
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