...五百人位入つた様でしたよ...
石川啄木 「菊池君」
...帯広支社にだつて二人位記者を置かなくちやならんからな...
石川啄木 「病院の窓」
...君一人位だつたら何(ど)うにかならん事もなからう...
薄田泣菫 「茶話」
...世の中の亭主は五人位涼しい目が出来るさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...そして聴衆(ききて)は幾人位あつたの」「聴衆(ききて)かい...
薄田泣菫 「茶話」
...六人位は入れますが...
高村光雲 「佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし」
...この人位仕上げの美事な腕の人は余り多くはあるまいと思います...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...処が二人位いの審査員は他人のこの品行が方正かどうかを...
戸坂潤 「社会時評」
...唐代では一ヶ年に五十人位より及第しなかつたが...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...その間にお客の一人位お前の腕ならどうにでも始末はつけられるはずだ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...小学校以上の学校へ通うものが一村のうちで一人か二人位のものであった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...それと同時に女の一人位は拵へるのである...
長塚節 「芋掘り」
...といくら頼みこんでも一人位いいじやないのといつて...
長谷健 「天草の春」
...この峡谷の底に五千人から七千人位の労働者と...
葉山嘉樹 「万福追想」
...継続して百人位扱つてみてはどうです...
原民喜 「書簡」
...年中廿人位のお客を相手に南麟と云ふ講釈師許りがかゝつてゐたさうな世にも佗びしい釈場の光景や...
正岡容 「寄席風流」
...足仕度をした旅人が二人三人位づつ...
吉江喬松 「山岳美觀」
...この宿場を、十人、二十人位ずつ、具足だけ着けた兵が、疲れた足で駈けて行った...
吉川英治 「篝火の女」
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