...――被害者が麻酔剤か何かで人事不省に陥った儘密閉された部屋で横たわっている...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...いや人事不省かも知れない...
海野十三 「暗号の役割」
...機上に人事不省(じんじふせい)になってしまったことは...
海野十三 「怪塔王」
...人事不省(じんじふせい)に陥(おちい)った...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...おっとせいがたたきつけられたようなかっこうで人事不省(じんじふせい)におちいり...
海野十三 「恐竜島」
...人事不省(じんじふせい)のありさまにて発見せられたるゆえ...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...一時人事不省(じんじふせい)に陥らせ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...そのために一週間ばかりも人事不省(じんじふせい)に陥ったままであった...
大隈重信 「青年の天下」
...次第ニ人事不省ニナリ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...全然人事不省になっていた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...余の記憶に上(のぼ)らない人事不省の状態は...
夏目漱石 「思い出す事など」
...人事不省の男の顔をぬらした...
火野葦平 「花と龍」
...金五郎は人事不省におち入り...
火野葦平 「花と龍」
...人事不省のままだった...
火野葦平 「花と龍」
...五日目から人事不省(ふせい)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...椅子に座る人事不省(じんじふせい)の男の唇にブランデーを少し流し込んでいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...その後は人事不省だった...
正岡子規 「墓」
...二十八日ごろ熱射病となり人事不省に陥った...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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