...この姿勢のままで人事不省におちいっていたのだ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...機上に人事不省(じんじふせい)になってしまったことは...
海野十三 「怪塔王」
...人事不省(じんじふせい)の博士と遺留(いりゅう)の鞄(かばん)とを内容物もろとも引取っていったのであった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...人事不省(じんじふせい)の警官をとりまいて...
海野十三 「金属人間」
...二少年とも人事不省だそうだ...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...今ちょうど気をうしなって人事不省(じんじふせい)になっているようなものであった...
海野十三 「超人間X号」
...そのために一週間ばかりも人事不省(じんじふせい)に陥ったままであった...
大隈重信 「青年の天下」
...彼はそれきり人事不省に陥って...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...数時間前から感じていた人事不省の状態に圧倒されてしまったのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...と悔みの言葉を吐くではありませんか? 昨夜人事不省に陥って居た私は...
西尾正 「陳情書」
...「彼方(かなた)より」と絶叫して人事不省に陥った...
野村胡堂 「楽聖物語」
...今まで人事不省のままで眠っていた老人は...
平林初之輔 「祭の夜」
...支那で線香を焼(た)いて人事不省たらしめて盗みを行う者あるごとく...
南方熊楠 「十二支考」
...四十度少しの熱で人事不省になった私の事を思えば命をとられるのも無理はない熱である...
宮本百合子 「悲しめる心」
...山口猿夫(さるお)(十七)は左脚の大腿部を骨折し人事不省に陥っている...
夢野久作 「衝突心理」
...その遺伝発作を起して人事不省に陥ったあとで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...まるで人事不省であった...
吉川英治 「三国志」
...人事不省となり、横浜十全病院のベッドにて意識つく...
吉川英治 「年譜」
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