...京師を発せむとするの前夜(養和元年閏二月一日)天乎命乎...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...十五 監獄京師第二監獄を参観...
芥川龍之介 「雑信一束」
...四「京師(けいし)に応挙(おうきょ)という画人あり...
寺田寅彦 「人の言葉――自分の言葉」
...彼はしばしば京師に献言せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...将(はた)また京師の一条も幕府最初の思い過ちにて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...○京師の一条に付き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...京師に大学校を興し上は天子親王公卿より武家士民まで入寮寄宿等も出来候よう致し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...重役共が、己のために、斉興を立てて――父の命が、何年あると思うか? それだけの間小康を得て、何になるか?――兄の仕事を、こわして、それで、兄の蒔いた種までが、枯れるとでも、考えているのか?)久光は、重役とか、上士とかの人々の、あせり方と、軽輩が、斉彬の死後、何一ついわず、何一つせず――そして、ひそかに、脱藩して、京師へ、江戸へ、行くのを見ていると(世の中も、ちがってきたが、お国風もちがってきた)と、感じない訳には、行かなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...吾京師及(および)芳山ノ花ヲ歴覧シキ...
永井荷風 「向嶋」
...晩年京師(けいし)に留り遂にその地に終った...
永井荷風 「向嶋」
...京師以西には淨土宗が布教上大に重きを措いたと云ふ譯ではないけれど...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...寛政二年京師書肆竹苞楼(ちくはうろう)にて観(みる)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...遠恥の事は渉筆に、「弱冠負笈西遊、予時在京師、相見定交、同筆硯殆半年」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事は京師に聞えた...
森鴎外 「魚玄機」
...彼は斯の如くにして去て京師に遊べり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...京師では大葬が執行(とりおこな)われた...
吉川英治 「三国志」
...すでに京師からの密令で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そこで念入りに寛延版の京師内外絵図と...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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