...この Genumensch(それを試みに享楽人と訳した)という言葉を...
和辻哲郎 「享楽人」
...人間は総じて何ほどかずつは享楽人である...
和辻哲郎 「享楽人」
...特に一つの類型として認められる享楽人は...
和辻哲郎 「享楽人」
...彼は享楽人であるために...
和辻哲郎 「享楽人」
...享楽人の第二の特性として...
和辻哲郎 「享楽人」
...享楽人が、「味わうこと」を生活原理とする以上は、味わう能力の貧弱は畢竟(ひっきょう)人としての貧弱である...
和辻哲郎 「享楽人」
...すなわち享楽人はその享楽において広汎かつ強大な能力を持たなくてはならぬ...
和辻哲郎 「享楽人」
...放蕩者(ほうとうしゃ)は一般に享楽人と認められる...
和辻哲郎 「享楽人」
...しかし放蕩者のうちに右のごとき貧弱な享楽人の多いことは疑えない...
和辻哲郎 「享楽人」
...通人(つうじん)はもはや昔のように優れた享楽人であることを要しないのである...
和辻哲郎 「享楽人」
...元禄の享楽人にとってこの三地方が重大であったように...
和辻哲郎 「享楽人」
...彼の享楽人としての素質から生まれ出るのである...
和辻哲郎 「享楽人」
...根本において享楽人でなかった...
和辻哲郎 「享楽人」
...木下は確乎としたフマニストであって享楽人ではない...
和辻哲郎 「享楽人」
...彼女もまた官能的享楽人として時代の子である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...単に享楽人の立場からはかくのごとき「人」を描出することはできまい...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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