例文・使い方一覧でみる「亨」の意味

...私は東京に於る統計局の長をしている杉氏〔統計院大書記官杉亨二郎〕と知合になった...
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...代って星亨が、その便々たる腹を押し立てながら登壇した... 代って星亨が、その便々たる腹を押し立てながら登壇したの読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...元亨釋書のいふところによると... 元亨釋書のいふところによるとの読み方
薄田泣菫「久米の仙人」

...星亨の如き腕白者が自由黨の實權を握つたのも... 星亨の如き腕白者が自由黨の實權を握つたのもの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...政友会の一部人士は星亨氏を内務大臣たらしめむと欲して... 政友会の一部人士は星亨氏を内務大臣たらしめむと欲しての読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...到底星亨の為し得たりしものを為し得ざりしならむ... 到底星亨の為し得たりしものを為し得ざりしならむの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...星亨の如き腕白者が自由党の実権を握つたのも... 星亨の如き腕白者が自由党の実権を握つたのもの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...この自然の新鮮な気を亨楽しながら何か物を忘れたような形であった...
豊島与志雄「過渡人」

...」亨一（かういち）は何の気なしに女に云つた... 」亨一は何の気なしに女に云つたの読み方
平出修「計画」

...ある晩亨一は昼の労作のつかれで宵の中（うち）からぐつすり寝入つた... ある晩亨一は昼の労作のつかれで宵の中からぐつすり寝入つたの読み方
平出修「計画」

...」亨一（かういち）は何の氣なしに女に云つた... 」亨一は何の氣なしに女に云つたの読み方
平出修「計畫」

...亨一は手をのばしてそれを取り上げた... 亨一は手をのばしてそれを取り上げたの読み方
平出修「計畫」

...亨一とすず子は上つて行く... 亨一とすず子は上つて行くの読み方
平出修「計畫」

...菊池博士と同時に狩野亨吉博士もまた和算調査の計画を立て... 菊池博士と同時に狩野亨吉博士もまた和算調査の計画を立ての読み方
三上義夫「数学史の研究に就きて」

...その儀元日に同じというほどで（『元亨釈書』二の「釈道慈伝」）... その儀元日に同じというほどでの読み方
南方熊楠「十二支考」

...これは亨和中の事であつた... これは亨和中の事であつたの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...山岳部の一人の河合亨君が借出して來て見せてくれた... 山岳部の一人の河合亨君が借出して來て見せてくれたの読み方
吉江喬松「山岳美觀」

...西金堂に十大弟子や神王の像が安置せられたことは『扶桑略記（ふそうりゃくき）』『元亨釈書』等のひとしく伝えるところであるが... 西金堂に十大弟子や神王の像が安置せられたことは『扶桑略記』『元亨釈書』等のひとしく伝えるところであるがの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

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