...新宿も亦(また)焼けたりと聞き...
芥川龍之介 「鸚鵡」
...汝の裏衣をとらむとする者には外服をも亦とらせ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...渠等も亦我を認めき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...彼れ悪事ならずば、心を養ふ此れ亦、元日なりとて、二日なりとて、誰に遠慮気兼すべき...
石井研堂 「元日の釣」
...彼の英傑ガーフイルドも亦(また)...
石川啄木 「閑天地」
...かの女も亦自分の小説を作つてゐるのだと受け取れないでもない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...舟をやるものは、村の少女なるが、紅裙風にひるがへりて、水も亦赤し...
大町桂月 「足柄の山水」
...青銅器使用人民ノ鐵器ノ用ヲ知ルニ至リシモ亦自然ノ順序トハ考ヘ難シ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...ここでは因果の概念も亦弁証法的に理解されねばならぬ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...私も亦こういう後学の徒の一人でありたいと願っている...
戸坂潤 「読書法」
...衆俗も亦伯の豺目狼視に觸るゝを好まずして自ら伯と親まざるに至る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...亦閣下より太甚しきものあらじ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...読書見聞も亦択ぶ処なからざるべからず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...余輩も亦当世の人なり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...仁三郎君の一言亦重しと云うべし...
福澤諭吉 「故社員の一言今尚精神」
...亦(また)その製本の紙を買入るゝにも...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そしてわたくし共の最も看んと欲したのも亦此中幕であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...作者自身も亦大いに勉強しなくてはならぬ...
吉川英治 「折々の記」
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