...英吉利(イギリス)も亦同じことである...
芥川龍之介 「小説の戯曲化」
...亦一層私に「不可思議!」の感を懐かしめたのであらう...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...蓋(けだ)しこの古帽先生も亦...
石川啄木 「閑天地」
...海畔移レ居氣亦新...
大町桂月 「獨笑記」
...今日のブルジョア哲学に於ける所謂「科学方法論」の代表的なものも亦(それは何と云ってもリッケルト教授の名に結びついているのだが)...
戸坂潤 「科学論」
...論理の媒介機能も亦時間的条件を有つということ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...彼れ亦自ら自由進歩の分裂終に已む可からざるを説くと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...亦実に之れに異議を唱へたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤公爵の幕下にも亦小伊藤と称すべきものあらざるに...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余の存在は島内の治安に害ありとや? 余も亦偉大なる政治的人物にあらずや...
中島敦 「光と風と夢」
...椿も亦その最も好むものの一つであつて歌も多い...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それから丸の内へ専務を追っかけて行き、三益・鈴木・大庭に給金を上げてやってくれ、上山にも亦、それに柳に月給を出してほしいと申し出る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「歓楽」も亦発表されたのであるから...
正岡容 「根津遊草」
...趣を変へて明治十二年二月版「講談浄瑠璃落語定席一覧表」と云ふ番附を取出して見たが、此も亦、徒労だつた...
正岡容 「寄席風流」
...斎も亦養父三右衛門保古(はうこ)に事(つか)へてゐたことであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...樵歌も亦わたくしの浜野氏に借りた書の一である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然らば即ち是も亦理想派なり...
山路愛山 「詩人論」
...それとも亦(また)……心安立てに冗談を云っているのか……全く見当のつかないその笑い顔を見ているうちに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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