...教養ある欧羅巴人の魂にも亦直ちに通ずるところがあるのである...
阿部次郎 「帰来」
...(十四) 我が四畳半(五)我が絳泥(あかどろ)色の帽子も亦...
石川啄木 「閑天地」
...點景に赤蜻蛉のあらはるゝ事も亦相似たり...
泉鏡花 「遺稿」
...日本神話に関しても亦た...
高木敏雄 「比較神話学」
...)私も亦(また)...
太宰治 「虚構の春」
...われも亦願はくはこの山中の神韻に觸れて...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...例えば群論が礦物学へ応用される場合に就いても亦そうあるであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...併し茲でも亦、空間表象を説明するのに空間表象自身の仮定を用いている、それに又空間の系列は音の感覚の系列の類とどう区別されるのか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...世界についての直観即ち世界観も亦...
戸坂潤 「思想としての文学」
...氏も亦山県侯に恩顧ある人なり現宮内大臣田中光顕子は土佐出身なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...印度も亦詰らない...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...服飾流行の変遷も亦門巷行賈の声にひとしい...
永井荷風 「巷の声」
...従って娯楽も亦(また)小説の一目的として存在し得るものだと許(ばか)り一言して置く...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...人ノ安全幸福ヲ保ツベキ新政府ヲ立ルモ亦人民ノ通義ナリ...
福沢諭吉訳 「アメリカ独立宣言」
...当代の玉川勝太郎も亦わかき日は好んで語つた...
正岡容 「山の手歳事記」
...然るに此年文化十年にも亦怪むべき事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上原も亦主人に倣つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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横瀬夜雨 「花守」
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