...自分は故早月氏には格別の交誼(こうぎ)を受けていたが...
有島武郎 「或る女」
...おのれを慎んで人に驕(おご)らず永く朋友の交誼を保たしめ...
太宰治 「不審庵」
...朋友(ともだち)の交誼(よしみ)に...
田中貢太郎 「水魔」
...深く生前の交誼を憶(おも)い...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...昔年(せきねん)の交誼(こうぎ)よりして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...昔の交誼を結び直そうという希望も失せてしまったに違いないのです...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...交誼(こうぎ)はいかにも滑(なめ)らかだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ドイツで交誼(こうぎ)を結んだ美しい女優のコリーヌは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...うまく交誼(こうぎ)を結んでいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...二人の間になお残ってる交誼(こうぎ)をも無理に破らせようとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼(かれ)は住居(すまゐ)を失(うしな)つた第(だい)二日目(かめ)に始(はじ)めて近隣(きんりん)の交誼(かうぎ)を知(し)つた...
長塚節 「土」
...しかも交誼(こうぎ)を厚うする方便なりというか...
福田英子 「妾の半生涯」
...きわめて懇(ねんご)ろな言葉で予らの以前のちょっとした交誼について語ったりした...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...予は交誼上(こうぎじょう)これに応ぜねばならぬことになったので...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...あれくらいしか交誼も交感もないところに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...交誼(こうぎ)も深い間がらには違いなかろうが...
吉川英治 「新書太閤記」
...交誼の関係からは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...生前の交誼(こうぎ)から...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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