...山野にさまよい自然と交通して自然の神と交わるは今汝の能わざる所...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...いやしくも交わるに身の便宜(たより)になるべき者を選み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...これがいったいおれの交わるべき仲間だろうか!』とわたしは考えた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...僕は人と交わるにはこの甲のごとき心持ちをもってしたいと思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...円錐の全ての母線と交わる切断平面が楕円であるが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...直接の関係をやめて間接に相交わるの一法あるのみ...
福沢諭吉 「学者安心論」
...広く社会の人に交わるに要用なるものにして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...小金井太郎の諸家と交わるに至った...
正岡容 「わが寄席青春録」
...今はまたそれは何らかの仕方でマルクス主義と交わることによって...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...矢印は震央に近い海上において交わるので...
武者金吉 「地震なまず」
...稲葉氏と親しく交わることになり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この自画像の中に再びわたしと親しみ交わることができて喜んでくれるであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...上下を通じてあらゆる種類の人々と交わることが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生活を頒(わか)とうとて交わるのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...初代の茶人たちと心ゆくばかり交わることが出来よう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...工藝は現実に交われば交わるほど美しい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...仲間から出て常人に交わる者...
柳田国男 「山の人生」
...「お前たちが交わる交わる旅から帰って来るのが楽しみだ...
吉川英治 「江戸三国志」
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