...とくにいわゆる五・一五事件や二・二六事件のごとき悲痛なる体験を経来って...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...満州(まんしゅう)問題、五・一五事件、バラバラ・ミステリーなどの騒然たる雑音はわれわれの耳を聾(ろう)していたのである...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...(一九三五・二)三 三五年度思想界の動向五・一五事件直後に存在した愛国反動団体の内...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...云うまでもなく之は二・二六事件以前であったから(尤も満州事変や五・一五事件以後ではあったが)...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...所謂「五・一五事件」なるものが...
戸坂潤 「社会時評」
...決して単なる五・一五事件でなかったことが判る...
戸坂潤 「社会時評」
...五・一五事件+血盟団事件だけでもないらしい...
戸坂潤 「社会時評」
...五・一五事件の公判などを問題にしているのではない...
戸坂潤 「社会時評」
...五・一五事件などがこの法律と無関係なのは...
戸坂潤 「社会時評」
...反乱罪の効果例の五・一五事件の軍部被告と民間被告とで...
戸坂潤 「社会時評」
...神兵隊とオーソドックス血盟団事件や五・一五事件は実に花々しく新聞紙上に登場したが...
戸坂潤 「社会時評」
...五・一五事件の場合のように...
戸坂潤 「社会時評」
...我々竜に五事の苦しみあり...
南方熊楠 「十二支考」
...その背後にある思想というのは、五・一五事件、二・二六事件と、暴力で侵略戦争遂行の可能な軍部独裁にまで推進させてきた超国家主義、軍国主義その他、極東軍事裁判の法廷が、それをこそ共同謀議の思想として、有罪を宣告したファシズムの思想である...
宮本百合子 「新しい潮」
...たしか五・一五事件たらいうこともその年に起きて...
三好十郎 「樹氷」
...五・一五事件の当事者ならずとも心ある読史家の斉(ひと)しく認めているところであろう...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...女性のための五・一五事件を起して...
夢野久作 「少女地獄」
...五・一五事件の公判の初められようとする頃...
横瀬夜雨 「天狗塚」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??