...こういう軌道を動いている物体が更にまた幾度も互いに衝突する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...お互いに口を聴(き)くこともなく...
岩野泡鳴 「耽溺」
...お互いに助け合って仲よく暮して行くがいい...
大杉栄 「獄中消息」
...遠慮しながら互いに小声で盃のやりとりをしていたが...
太宰治 「新釈諸国噺」
...お互いにセンシタイズするような作用をするらしい...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...その双方が互いに上がったり下がったりしていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...互いに堅く抱き合ってしまった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」ふたりの子供は互いに抱き合った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それらの人々は互いにどこからきたかとも尋ね合わない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お互いに大変な苦労をしたなあとしみじみ思う...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...議論が互いに相殺し合ってその権威を減少させるということは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...妾たちは互いに魂をとりかえてしまって...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...「お互いにもっと知り合った方がよくないですか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それらはお互いに生みつ生れつするので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...幸いにして互いによく似ていて...
柳田国男 「こども風土記」
...唯、武道の上に於てだけは、互いに、「負けないぞ」との黙契(もっけい)を固く抱きつづけていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...互いに呪(のろ)い呪われする宿命に生みづけられたのかも知れない――」と寿童丸のむかしから今日にいたるまでの身の上を弁円は語り終って...
吉川英治 「親鸞」
...お互いに殺人器をますます精鋭にし...
和辻哲郎 「世界の変革と芸術」
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