...すべての現象がてんでんばらばらに互いの連絡なく散らばってしまった...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...これからも分る通り諸恒星もまた互いに相対的に運動しているので...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...このように水供給が互いに行われていることによって...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...お互いにそんなふうになってしまったら大変で...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ちらと互いの視線が合っても...
太宰治 「姥捨」
...それが片方の端で互いにかみ合って反対に回るようにそこに螺旋溝(らせんこう)が深く掘り込まれていた...
寺田寅彦 「糸車」
...互いに顔を見合わせた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...それも互いの名を知らせ合う程度以上のものではなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...互いに気使ってるがようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...互いに父となり母となっていた...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...お互い、この時を待っていたんだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...お互い意気投合した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...お互いに殻を背負っている...
松永延造 「職工と微笑」
...神を涜(けが)す詞と頌(ほ)める詞と――乳香と血煙とが互いに入りまざった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...お互いに助け合うのは...
三好十郎 「その人を知らず」
...互いに熟議相談しておこなうこと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...われらお互いの者と同じように...
吉川英治 「黒田如水」
...五個の頂点を持つという性質を明白に体現していた始生代の自然物に対する何らかの文化的ないしは宗教的な熱狂の産物であると――互いに――強弁しあってきた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索