...ルンペンを第一陣第二陣と満州に移民させればよいし...
戸坂潤 「社会時評」
...その一団が建物の裾で横隊に散開すると、またすぐ別の一団がヒタヒタと草を踏んで、第二陣に行く...
久生十蘭 「魔都」
...あの第二陣に駒を進めて来るのは?参謀三 あれは...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...二陣、三陣、驀(まっ)しぐらに踏みこえ、ただ八幡の森を目がけよ...
吉川英治 「上杉謙信」
...「味方の二陣は、ついに、突破されました」「三陣も!」「残念...
吉川英治 「三国志」
...二陣潰(つい)え...
吉川英治 「三国志」
...二陣も蹴やぶられ...
吉川英治 「三国志」
...二陣に続いて行ったわが起(きょうき)将軍も...
吉川英治 「三国志」
...魏延が第二陣から援けたからではないか...
吉川英治 「三国志」
...二陣に和田五郎正隆(まさたか)...
吉川英治 「私本太平記」
...善照寺の二陣地から来た飛状にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...第二陣も三陣も無視して...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ今、味方の抑えに向って攻めかかる陣容を物見してまいりましたところ、各隊一段備えに、鶴翼(かくよく)のかたちを展(ひろ)げ、一見、大兵と見えますが、二陣、三陣とも奥行はうすく、家康の中軍とても、たかの知れた小勢で守られているに過ぎません...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここの前線は酒井忠次(ただつぐ)の一陣、二陣以下、織田家の援軍(えんぐん)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛利方と遠く隔てたこの二陣は...
吉川英治 「新書太閤記」
...つまり十隊二陣が鶴翼(かくよく)となって敵をつつむ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここの欅林を二陣として...
吉川英治 「平の将門」
...ここにも二陣の伏兵はひそめてある...
吉川英治 「平の将門」
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