...「二道五叉路」で迷ったときはどっちに行けばいいのかな...
...「二道茶」というお茶を飲んだことがある...
...「二道珠」のような美しい装飾品が欲しい...
...「二道音楽祭」では地元のアーティストたちがたくさん出演している...
...わが神仏二道は国教の組織を有せしといえども...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...二道河子の鉱山は金鉱でなく銅鉱で...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...この束縛を解いて新たに独立か従属かの二道を...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...忠と孝との二道(ふたみち)に恩義をからみし父の言葉...
高山樗牛 「瀧口入道」
...君父の間に立ちて忠孝二道に一身の兩全を期し難く...
高山樗牛 「瀧口入道」
...大杉の陰に簇々(むら/\)と十軒ばかりの人家が黒く連(つらな)つて居て、その向ふの一段高い処に小学校らしい大きな建物があるが、その広場とも覚しきあたりから、二道の白い水が、碧(みどり)なる大空に向つて、丁度大きな噴水器を仕掛たごとく、盛(さかん)に真直に迸出(へいしゆつ)して居る...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...二道子(みちこ)はもと南千住(みなみせんぢゆ)の裏長屋(うらながや)に貧(まづ)しい暮(くら)しをしてゐた大工(だいく)の娘(むすめ)である...
永井壮吉 「吾妻橋」
...それとも未来に対する自分の方針が二道に矛盾しているのか...
夏目漱石 「三四郎」
...以上に述べた所のものを一言にして云はゞ、即ち教育の目的とは、第一職業、第二道樂、第三裝飾、第四眞理研究、第五人格修養の五目に岐れるのであるが、之を煎じ詰めて云はゞ、教育とは人間の製造である...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...二道々源吉は、八五郎のために事件の輪郭(りんくわく)を説明してくれました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その爲めに奧州に於ける文武二道は振興し...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...二道がいっしょになる車返しの丁字路で両方の隊が落ちあうことになった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...この間に人間としての氣持と恩惠の二道で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...行いはこう・言うことはこう・と二道かけるあのゆがめられた自由も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...またなかなかの学者で神儒(しんじゅ)二道の要義に通じていた...
柳田国男 「山の人生」
...忠孝二道にそむく...
吉川英治 「上杉謙信」
...恋と慾の二道(ふたみち)をかけている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...文武二道というが、二道とは、ふた道と読むのではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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