...川越の実家は二番目の子が相続して今でもなお連綿としておるそうだ...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...人間の理性の二番目の子供時代の最も嘆かわし像を示している」と...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...二番目の子が目をさましたのを寝かせながら...
鈴木三重吉 「星の女」
...文太郎はにこ/\し乍ら上から二番目の子供を抱いて眞先に這入つて來た...
高濱虚子 「續俳諧師」
...それは下から二番目の子の聲であつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...二番目の子供を近く生むのである...
太宰治 「津軽」
...三人兄弟の中の二番目の子息であるからとも云い...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それが婆さんの二番目の子息(むすこ)になる欽也(きんや)という医者に伴(つ)れられて...
徳田秋声 「黴」
...二番目の子はその伯父(おじ)の公爵の称号をつぐことになっており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...……「併しあの二番目の子は良かつた...
中原中也 「医者と赤ン坊」
...十二番目の子どものつぎで...
新美南吉 「子どものすきな神さま」
...十二番目の子どものよこをとりまきました...
新美南吉 「子どものすきな神さま」
...富裕な理髪兼外科医の二番目の子として...
野村胡堂 「楽聖物語」
...二番目の子を生んで亡くなったのは...
堀辰雄 「姨捨」
...祖母には第二番目の子だ...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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