...待てここは二瀬よ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...二瀬戸内海の波は靜かだ...
高濱虚子 「俳諧師」
...三月三日酔うて、ぬかるみを歩いて、そして、また飯塚へ、それから二瀬へ...
種田山頭火 「旅日記」
...此は二瀬になつた信濃川の本流である...
長塚節 「彌彦山」
...二瀬戸といふ薄曇の眼鏡をかけた醫者の俥がとまるやうになつた...
水野仙子 「四十餘日」
...と尋ぬると二瀬川はツイこの川向うで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...そうなればその二瀬川の知人を訪ねて見ようなどと思っているうちに案外に早く熟睡した...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索