...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...二度目の死は気の毒過ぎて...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...二度目の夫は日露の役に従つて帰らずなつた...
石川啄木 「鳥影」
...二度目の密会をとげるために...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...わたしが二度目の床を張り鉋屑(かんなくず)を掃(は)らいだす前には...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...二度目からは母屋の電話で話したこと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...エデンの園がジャングル――だがそれでもやはり輝かしいジャングル――になるとき……二度目にかもしたカナの酒(ヨハネ伝第二章にある婚姻の席で現わしたイエスの奇蹟)がカルバリの酢に変るときでもじや...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...まだほんの二度目か三度目の稽古(けいこ)のおり...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...荒野に二度目の春はめぐってきたものの...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...二度目に出かけてみやしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二度目の方が大きかつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...義勇兵所で私が二度目に亜米利加(アメリカ)に行(いっ)たとき...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...さうして二度目にお會ひした時でしたか...
堀辰雄 「嘉村さん」
...山村に取り縋らんばかりにして漸く二度目を伴れて行つて貰つたのだつた...
牧野信一 「妄想患者」
...二度目の結婚を今さらすればにわかに妻は物思いをすることになろうし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それにわたしが故郷にかへつてからもう二度目の冬になる...
室生犀星 「故郷を辞す」
...仲平が二度目に江戸から帰った翌年である...
森鴎外 「安井夫人」
...二度目に訪ねたときのことだが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...強情なっ』二度目の足蹴が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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