...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...けれども二度目の硝子戸の音は静かに父の姿を隠してしまった...
芥川龍之介 「少年」
...二度目に腕へ負傷してからも痛手(いたで)に屈せず働いていた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...たとえば二度目にアルベールが舗道で前とはちがった第二の歌を歌っているシーンである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...二度目撃されております...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...もう二度目もしくは三度目の質問であった...
夏目漱石 「行人」
...二度目の喀血に力尽きて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...二度目の男にも捨てられてしまったのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...遂に萬治三年の二度目の切支丹大檢擧となつたのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二度目は妾(めかけ)とも後添へともつかぬ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唯私はこの二度目の此の文章をかいて知つたことは...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...二度目にサツカラへ行つた時は...
濱田耕作 「埃及雜記」
...彼が二度目の自殺を企てたとき看守長の為にとめられた...
平出修 「逆徒」
...早くも二度目に逢った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...この別荘に来たのもそれが二度目であった...
宮本百合子 「海浜一日」
...二度目に訪ねたときのことだが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...二度目の太刀が風を切った時...
吉川英治 「剣難女難」
...二度目の癇癖(かんぺき)声を出して...
吉川英治 「宮本武蔵」
...二度目の指揮官松平伊豆守は...
和辻哲郎 「鎖国」
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