...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...けれども二度目の硝子戸の音は静かに父の姿を隠してしまった...
芥川龍之介 「少年」
...ヒラリと二度目に怪漢の腕をさけると...
海野十三 「空中墳墓」
...二度目に腕へ負傷してからも痛手(いたで)に屈せず働いていた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...二度目はそれから二月ほど経(た)った春の夜...
田山花袋 「蒲団」
...しかし二度目の最大動が来たときは一人残らず出てしまって場内はがらんとしてしまった...
寺田寅彦 「震災日記より」
...ヴェリチャーニノフの二度目の大喝にあうと...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...『一冬はこうして暮らしましたが、二度目の冬に、またこんなことが起りました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...新(あらた)に二度目の飼犬を置くように主張したが...
永井荷風 「狐」
...生れて家を出て行くのがこれで二度目だつた...
中原中也 「分らないもの」
...名物一つかげを消して二度目の花は紺屋(こうや)の乙娘(おとむすめ)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...二度目に逢ったのです」「また...
火野葦平 「花と龍」
...そして二度目の月夜が回つて来ると今度こそはほんとうに渋味がなくなつて...
牧野信一 「蔭ひなた」
...二度目のときは七時すぎで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...森長さんへ二度目の分ほどいるでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今度で二度目の休暇だそうである...
柳田国男 「雪国の春」
...二度目の配達の時間まで待つたが...
横光利一 「悲しみの代價」
...二度目だっていいんでしょう...
横光利一 「馬車」
...二度目の使い、杜興(とこう)は、そんな意気込みでいるところへ重ねて行ったものである...
吉川英治 「新・水滸伝」
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