...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...けれども二度目の硝子戸の音は静かに父の姿を隠してしまった...
芥川龍之介 「少年」
...」とおくみは青木さんに二度目の乳を注いだ...
鈴木三重吉 「桑の実」
...しかるにこの二度目の伺候中...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...それで二度目の時でありましても十數年前で...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...ことし、二度目の冬も、初めはちょっと事故があったが、もうすっかり軌道に乗ったらしく、報道関係者や気象台の連中も乗せることになったそうである...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...彼は二度目のクリンの町外れに居を定め...
野村胡堂 「楽聖物語」
...銭形の」二度目にがっかりして兼吉が来た時...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目の百両は確かに私が取りましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目の話の時は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目に彼が弾いたのは...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...私はあの二度目の咯血以來といふもの...
水野仙子 「響」
...二度目の冒険を企てて...
水上滝太郎 「果樹」
...二度目は国府津にいてお母さんは信濃町だけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...二度目は奴隷になるのです...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...二度目にはその地の辺に仮ながらの宮祠(みやほこら)を建てたほどである...
吉川英治 「上杉謙信」
...あッ――蹌(よろ)めいてきた雲霧の首すじへ、二度目の十手が、その頸動脈を狙って走ったが、眼のわるい外記、手元が狂って針屋の雲霧に、かえってその腕くびを掴まれたと思うと、「えいッ、何しやがる」肩越しに、軒先へ、投げつけられた...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...しまった! ――と毛穴をよだてながら関口作兵衛の二度目にかけた技(わざ)は効がなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...わずかこれが二度目ぐらいなものであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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