...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...二度目の時は丁度噴火のあった際であり...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...すべてかの禿安老人に二度目の手を煩はしたのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その日はとうとう心待ちにした二度目の電話が懸って来ず...
谷崎潤一郎 「細雪」
...さうして居(ゐ)る間(ま)に二度目(どめ)の酒(さけ)に與(あづか)らぬ婆(ばあ)さん等(ら)は表(おもて)の雨戸(あまど)を更(さら)に二三枚(まい)引(ひい)て餘計(よけい)に薄闇(うすぐら)く成(な)つた佛壇(ぶつだん)の前(まへ)に凝集(こゞ)つた...
長塚節 「土」
...一 海坊主と人魂寅彦先生が亡くなられてから二度目の夏を迎えるが...
中谷宇吉郎 「寅彦夏話」
...旅順から二度目の電話がかかった翌日の朝...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...二度目の恐ろしい疑ひが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お雪に二度目の毒の入った水を呑ませたのも自分と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目の不祥事でもあり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六平次は克明(こくめい)に二度目の調べを始めたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目は十日ぐらいして...
林芙美子 「お父さん」
...二度目に売った時は...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...二度目に遇ったのも...
原民喜 「火の唇」
...F・Bと二度目の婚約をしたが...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」年譜」
...二度目に濠洲へ行った其の帰りだった...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...とむらって下さい奥様すみません修治さんは肺結核で左の胸に二度目の水が溜り...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...貴様ごときに俺が、この首を授けてたまるか」「あきらめの悪いやつが」「待てっ、張飛」「待たん!」戛然(かつぜん)と、二度目の剣が、空間に鳴った...
吉川英治 「三国志」
...ぬかッた」これが二度目のことばであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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