...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...「白癩(びゃくらい)めが! 親孝行でもしろ!」わたしは二度目に蹴倒された時...
芥川龍之介 「報恩記」
...それが私の見た二度目の死で...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...………発病以来今日が二度目の日曜である...
谷崎潤一郎 「鍵」
...二度目は田舎から正式に妻を迎え一時神田辺で何か小売商店を営んでいたところ...
永井荷風 「申訳」
...二度目は自信を持てなかったその岩角の斜めについた足がかりを...
中里介山 「大菩薩峠」
...松濤の御屋敷へ伺って二度目だったか...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...彼の二度目の夫人は音楽を解し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これが二度目です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今日は二度目だろうね」「いえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...南蛮物の〇〇でございました」「売った店はないか」「神田中にはございません」「二度目に田原屋から来た薬を調べたろうな」笹野新三郎は変った事を言いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目か――あるいは三度目にいらっしゃるときには...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...名物一つかげを消して二度目の花は紺屋(こうや)の乙娘(おとむすめ)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...彼が二度目の自殺を企てたとき看守長の為にとめられた...
平出修 「逆徒」
...文一郎は二度目の妻を娶(めと)ったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そして二度目は茨城県布川の長兄の家であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...二度目に訪ねたときのことだが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「何処へお出(い)でか」二度目のことばをかけながら駈けて来て...
吉川英治 「宮本武蔵」
...信長の二度目の上京の時に...
和辻哲郎 「鎖国」
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