...今井二官といえば日本人の如くきこえますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...書物(かきもの)に屈(かが)んだままの二官は...
吉川英治 「江戸三国志」
...二官が調べものの書類をさがすのを手伝いながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...ころびばてれんの今井二官の住居(すまい)のわきにも...
吉川英治 「江戸三国志」
...洗い張りをした二官の袷(あわせ)を仕立て直しているのですから...
吉川英治 「江戸三国志」
...「二官もしあわせ者だ...
吉川英治 「江戸三国志」
...机によっている二官のうしろへ今もうごいて...
吉川英治 「江戸三国志」
...二官が押しだまって煙管を持つと...
吉川英治 「江戸三国志」
...「…………」無言で振りかえった二官の面(おもて)は真っ蒼(さお)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...「その羅馬の故郷(ふるさと)を、わしだとて、決して忘れている訳ではない」ジッと何か案じていた二官は、やがて何か決意に燃えるひとみを上げて、「この二官が、恥をしのんでこうしているのは、まったく、王家のためにどうかして、あの夜光の短刀を、尋ねあてたいばかりなのだ」「うまいことをいう」ヨハンは一笑に付して取り合いもしません...
吉川英治 「江戸三国志」
...じゃ二官、おぬしはまず第一に、たれにその使命を伝えるつもりでいるな」「娘のお蝶へ」「あれは美しい悪魔(サタン)だ」「なにッ」「あの妖婦、あの毒の花のような娘へ、夜光の短刀を探せよといいつけて、おぬしは今の考えが順当に孫子(まごこ)へ伝わってゆくと思うのか」「ウウム……」「わしは見ていたぞ、この石室(いしむろ)の鉄窓から...
吉川英治 「江戸三国志」
...なかば狂気した二官の骨ばッた握り拳(こぶし)で打たれては...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの血のついた花櫛も」「あれは私(わたし)の物じゃありません」「いくらこの二官が子におろかでも...
吉川英治 「江戸三国志」
...二官殿は死なれたのか...
吉川英治 「江戸三国志」
...二官殿は自殺したのでございましょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...父の二官が羅馬の一王家を興すたッた一人の血筋であるとすれば...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは?」「切支丹(きりしたん)屋敷を逃げだした二官の娘...
吉川英治 「江戸三国志」
...二官様の顔つきでも夢の中でごらん遊ばせ...
吉川英治 「江戸三国志」
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